2010年04月19日

人間・本田宗一郎の素顔




一番大切なのは試したりであると思う。
試すことを多くやれば、失敗も多い。
だが、失敗と成功はうらはらだ。本田が成功したのも、
タネを明かせば、よその技術屋よりも試しているからだ。

 by.本田宗一郎 (p43)


ひらめき「人間・本田宗一郎の素顔」
原田 一男
ごま書房


■本田宗一郎の秘書を長年務めた
 原田一男さんの一冊です。

 本田宗一郎の本は数多くありますが、
 その仕事ぶりは、やはり一緒に仕事をした人、
 近くで見た人でなくてはわからないものでしょう。



■本田宗一郎は、職場では、工場、設計室と歩きまわり、
 疑問があれば、設計者と議論し、
 製造がよくなければ、ハンマーを持って
 叱ったということです。

 「真剣勝負」

 この言葉がぴったり合うような
 職場だったようです。


ペン研究所では、真剣勝負そのものでした。・・・
ちょっとでも不審な点を見つけると、
すぐに説明を求めます・・・
上司を呼び出し、一時間も二時間も激論をかわすのです(p61)



■とにかくやってみろ。
 自分の考えを持って。
 できるまでやるからできるんだ。

 そうでなければ、「バカヤロー」と
 ハンマーが飛んでくる。

 本田技研の社員は、
 そうした環境で鍛えられたのです。

 働く本田宗一郎さんの雰囲気が伝わってきました。
 


ペン本田さんに「おまえ、どう思う」と聞かれ、
 「一般的にはこうですが・・・」などと答えると、
 「バカヤロー!」と叱責が飛びました。本田さんにとって、
 固定観念や常識など聞きたくないのです。(p51)


ペン仕事の前には愛情もクソもない。
 こんな仕事をしていたのではいい製品はできないと思い、
 それで君たちを怒鳴らずにはいられなかった(本田宗一郎)
                       (p148)


ペン国民は一生懸命お金を稼ぎ、税金を払ってきたのに、
 政府がかたっぱしから使って、それで損をしたら、
 今度は国民にその損をかぶれというのはおかしい。
 わたしはもうカンカンになって怒っている。
 私は、もう働かない。
 (本田宗一郎:行革推進全国フォーラムで)(p172)



位置情報本のソムリエさんより

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44,000部まぐまぐID:0000094236
posted by まゆ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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